美容室/ヘアーサロンの 営業システムの作り方(2)

4.施術マニュアルの必要性
- 資料『(11)施術マニュアル』は、前章の「2.技術教育の考え方」で取り上げた通り、修得した技術を営業面でどのように生かすのかを細かく書いたメニューに対応する施術ストーリーです。
- ワインディングが規定時間内で巻けるからといって、いきなりお客様の髪の特性も分からずに入って、デザイン出来るかということになるとかなり疑問です。
- このあたりの話になると、「それは経験ですから」とよく言われますが、応用を前提としたレッスンをすればするほどその技術は身近なものとなり、一人で出来るようになるし、失敗しないし、スピードアップにもなります。
- 正確で、早い技術はお客様が喜ばれるだけでなく、サロン側にも利益をもたらしてくれるものです。
5.営業時間帯
- 営業時間帯は、自店のコンセプトを前提に地域に合わせることになるでしょう。
- 最近は、朝の出足が遅く夕方が遅くまで客足がある、またはOL層の通勤帰りを狙いたいので、夜の営業時間をのばしたいという要望が多く見られます。
- 全体の時間帯を伸ばす場合は、2シフトを考えなければならないし、後ろへ移動する場合はレッスン時間やミーティングの時間を考え直したりする必要があります。
- 印刷物の変更やお客様へのお知らせもきっちりしなければなりません。
- 変更に際し、時間帯別のデータやお客様へのアンケートなども行い、本当に効果があるのか、逆に今のお客様に迷惑が掛らないかなども配慮した上で決定すべきです。
6.予約優先システムの定着
- 「お客様に待って頂くムダな時間を減らす」「サロン側も十分なサービスが行き届く」、こういったメリットのある予約優先システムは、今、かなりのサロンで定着しています。
- ここで肝心なことは、飛込みのお客様への対応と予約のお客様をお待たせしないということです。
- そのためには、施術スピードアップがテーマとなります。
- 個人の技術向上も、時間短縮も大切ですが、サロン全体としてのフロアーマネージメントでのスピードアップも考え合わせて下さい。
- さらに、本当にお待たせしてしまった場合のお客様への心配りはスタッフ全員で行いますが、逆にしつこくならないようにしましょう。
- 現状の予約率は、前日までは数名で、当日予約がほとんどだというサロンが大半です。
- 本当の意味の予約は、サロンに来られた時に、次回の日程と施術内容を決めるくらいのことをすることが必要です。
- もっと大きく言うと、担当技術者がお客様の年間のヘアーサイクルをマネージメントするところから始まります。
- きっちりお話して、お客様(未定着)を顧客様(完全定着)にする努力が必要です。