能力開発メールマガジン 心と技のあいだ vol.007

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
 【心と技のあいだ】
    vol.007 2005.11.28
 発行者:有限会社シーケン社 経営実務コンサルタント 谷口隆
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

       【【【 いよいよ来週の月曜日です! 】】】
<<<< 第5回CKEN感動セミナー 予告 >>>>
開催日: 12月5日(月)
講演 : 14:10〜16:30
講師 : (株)ブロックス編集長 西川敬一氏
演題 : 「成長企業を取材して学んだこと」
〜「DOIT! 」取材現場からの提言〜
会場 : 守口文化センター(エナジーホール)
料金 : 2500円
    詳細はhttp://cken.net/kandosemina.htmlを見て下さい。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 前回は「フラグシップと合意形成」について考えました。
  フラグを掲げてその想いの元に集結し、合意を形成することにより、
より強固な組織を作ることが出来、より強い絆で結ばれることを勉強し
ました。
  では、今回も本題に入る前に「心と技のあいだインジケータ」で今回
のテーマの位置づけを確認しておきましょう。
  今回のテーマは「ワークデザイン的アプローチ」です。

 <考え方の技術>  <考えを行動に移す技術>  <行動の技術>
    「心」→●→→→→→→→→→→→→→→→→→→→「行動」

 このあたりでしょうかね。あくまでも私の主観ですので参考までに!

        < ワークデザイン的アプローチ >

1.ワークデザイン的アプローチとは?

 解決すべき問題、レベルアップするための課題、新商品の開発・・・
  いずれにしても、サロンにおいて取り組むべきテーマは尽きません。
  「することがない」というサロンがあれば、それはそれで大変問題で
すけどね。
  問題・課題をクリヤーするのに2通りのアプローチ方法があります。
  一つは、問題点をひとつひとつ解決して行き、目標に達する方法です。
  もう一つは、その課題の要求される機能を徹底的に分析・展開し、そ
の要求をより高次元で満たすと言う考え方があります。これが今回勉強
するワークデザイン(WD)的アプローチ手法です。
  この機能分解という内容については、本メルマガvol.4の「コアと
フレーム」でも少し取り上げましたが、今回は本格的に深堀りします。
  ウ〜〜ン、まだなんだかよく分からないです・・・そうですよね。
  では、細かく説明しましょう。

2.積上げ改善と機能展開の差

 サロンには必ず待合がありますよね。
  この待合を改善しようと思って検討する場合、一般的にはお客様アン
ケートをとったり、今出来ていないことを考えたりして、それを出来る
ようにしようと改善努力します。音響、温度,証明、などに不備がない
か、お声掛けは出来ているか?などの改良を試みます。これが従来の積
み上げ方法です。
  このWD的アプローチ方法は違います。待合の機能を徹底的に分解・
分析し、その機能に対応してアイデアを出していきます。
  日本人は何かをモディファイ(変更改良)していくのは得意なんです
が、この機能展開・機能分解という方法が不得手らしく、というより、
そういうものの考え方の教育をしてきていないせいもあり、ひらめき発
想に弱いわけです。
  「改善すること」に力を注ぐのではなく、「機能を展開(分解)するこ
と」にフォーカスする(焦点を当てる)ことが出来れば、改善は本当は易
しいことなんです。
  会話でも同じです。相手の言うことをきっちり聞き取れれば、それに
対して適切に返事ができますが、あやふやな聞き取りでははっきり返事
は出来ませんからね。

3.機能展開の例題

 さて、待合の機能展開と改善策を考えてみましょう。
  (1)次の施術順番までしばらくお待ち頂くスペース&時間である。
  (2)待つ、待たせるのではなく、その場所をエンジョイして頂くスペー
   ス&時間である。
  (3)お客様にとってクリエイティブなスペース&時間として活用して頂
   ける、有効な場面である。
  (4)お客様にとって、待ち時間があってよかったと思えるスペース&時
   間である。
  (5)早くサロンに行って待ちたいと思えるスペース&時間である。
  どうですか?
  これは私が勝手に機能展開した例ですが、何か見えてきませんか?

4.理想システムの設計

 ここで、最初の項で書いたように「要求をより高次元で満たす」という
考え方からすると、「(5)早く行って待ちたいと思えるスペース作り」が
取り組むべきテーマとなります。
  ちなみに、(1)〜(5)までの改善策も考えてみましょう。
  「(1)お待ち頂くスペース」に対応するには、快適な環境を与えると言
うのが答えになりますね。
  「(2)エンジョイスペース」では、スタッフがマジックをしたり、TV
を見たりできるということですね。
  「(3)クリエイティブスペース」では、自分にマッチした読書本や趣味
の情報があると言ったものでしょう。
  「(4)待ち時間があって良かったと思えるスペース」は、新しい発見が
あったり、思ってもいないイベントをやっていたり、なにか感動するこ
とがあったり、ということでしょうね。
  最後に「(5)早くサロンに行って待ちたいと思えるスペース」は、自分
の思わなかったサプライズが毎回用意されていると言うことですね。

5.発想の原点

 この様に、機能展開をきっちり出来るには、それなりのシチュエーシ
ョンとファシリテーション技術(会議進行テクニック)が必要です。
  ブレーンストーミング、カード法、バズセッション、フリーディスカ
ッション等々、これらについては、DOHOWの部分になりますので、
また後々詳しくお話します。
  いずれにしても、日頃から「そのものの持つ機能(定義)をきっちり
考える(言える・展開する)訓練をしておくこと」に尽きます。
  このことが、心の部分を明確に向上させます。
  間違いない!!

6.次回案内

 こういう形の問題解決アプローチは、余り一般的ではありませんが、
かなりの威力があることがお分かりだったと思います。
  今回のテーマ、難しかったですか?
  WD的思考は訓練ですから、どんどんいろいろな場面で試して下さ
いね。
  さて、次回は「システムエンジニア的思考法」をお送りします。
現状の動きを整理し、ルーチンワークに落とし込むシステムエンジニ
ア(SE)の考え方の粋を紹介しましょう。
  お楽しみに!

                 ではまた次回お会いしましょう!

******************************
  生きた(ALIVEな)サロン作りをサポートするためのサロンサポ
ートプロジェクトに参加しています。(主催=株式会社ゆうむ)
いよいよプログラムも完成し、来年早々から全国に向けて発信してい
く準備が整っきました。ご期待下さい。
    Owner's Satisfaction
        OS:オーナーが仕事(経営)を喜んでしています。
    Employee's Satisfaction
        ES:キャストがワクワクして仕事をしています。
    Customer's Satisfaction
        CS:ゲストは店に来ることを楽しみにしています。
  どんなプログラムか興味のある方のためにURLを公開します。
   http://demo.youmer.net/sspa/login.php
      ID=sspa   Password=sspa
業界初のWEBアプリケーションという仕組みで構築しています。
詳しくは、「株式会社ゆうむ」に「CKENメルマガを見ました」と言っ
てお問い合わせ下さい。(株)ゆうむ TEL078−325−3915

******************************
  ■ウッディチキン参加受付中! http://woodychicken.com/
******************************
  ●メルマガ登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000166118.htm
******************************

●編集後記
  秋もたけなわ。いよいよ寒くなってきて、世間ではX’masムード満
開です。最近は、ちょっと上級の住宅街では自宅の前をイルミネーシ
ョンでキンキラに飾っておられるお家も多いですね。
  これから年末にかけて忘年会も多いことでしょう。体調管理に気をつ
けて年末を乗り切りましょう。
  では、次回も、お楽しみに。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
  有限会社シーケン社ホームページ   http://cken.net/
  有限会社シーケン社ブログ http://blog.livedoor.jp/ckensha/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜