能力開発メールマガジン 心と技のあいだ vol.009

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 【心と技のあいだ】
    vol.009 2005.12.26
 発行者:有限会社シーケン社 経営実務コンサルタント 谷口隆
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          【【【 年末ですね! 】】】

 皆様にとって、今年はどんな1年でしたか?
  私にとっては、人脈ネットワーク発展の年でしたね。
  ウッディチキンの例会で全国各地へ7回出張、四季楽の会への出席、臥
龍先生の縁奏会等へのイベント参加、香取貴信&中村文昭ダブル講演会の
手伝い、等々。
  「何が何でも全てやる!」という意思で貫いたことは、人との出会い、
心の触れ合いと言う答えになって返ってきました。
  そして、CKEN感動セミナーは4回開催し、「集客とは、かくもしん
どき作業かな!」と思わせる苦労もありました。
  しかし、それだけの実績を残してきたことは、何物にも変えがたい経験
となり、そこにはチームワークと成長が残りましたね。
  人はその人の足跡を見て判断しますよね。実績には「うそ」が無いです
からね。
  皆様もこの1年を振り返り、新たな年に向かって前進しましょう!
  ところで、私の来年のテーマは次の様に決めました。
  「Forestallment」(フォアストールメント、先回り)で
す。言われてから動くのは最低限のサービスです。それよりもっとレベル
の高い「ホスピタリティ」が求められる時代になってきました。
  そこで、それを実現するためには、先読みして動くことが大切です。そ
こにサプライズがあります。これが出来れば、本物になります。来年1年
このテーマで頑張ります。
  皆さんも、キーワードを決めて、顔晴って下さいね。
  前置きが長くなりましたが、今日のテーマ行ってみましょう。

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前回は「システムエンジニア的思考法」について、物事の考え方、整理
の仕方の手順を学びましたね。
では、本題に入る前に「心と技のあいだインジケータ」で今回のテーマ
の位置づけを確認しておきましょう。
今回のテーマは「けったくその反骨精神」です。

<考え方の技術>  <考えを行動に移す技術>  <行動の技術>
  「心」→→→→→→→→→→→●→→→→→→→→→「行動」

このあたりでしょうかね。あくまでも私の主観ですので参考までに!

        < けったくその反骨精神 >

1.けったくその反骨精神って何?

 この言葉は私のオリジナルです。
  つまり、スイッチが入るか入らないかのターニングポイント(分岐点)
での思考を私なりに表現した言葉です。
  「やるのか? やらんのか?」と問い詰められた時、「う〜ん、困った
なぁ」・・・「やります!」って言う時にスイッチがポンと入るわけです。
  「困ったなぁ」と思っている時点ではリスクを先に考えているので、出
来ればしたくないという保身の考えが頭をよぎっているわけですね。
  だけど、「します」と言ったほうが長い目で見れば自分にとって良いこ
とだとも分かっているので、いわゆるジレンマに陥っているわけです。
  そのしたくない理由を克服(クリヤー)出来ればその先に良いことが待
っていると分かっているので、その両方が頭の中を駆け巡って、損得を瞬
時に考えているわけです。
  で、その時、そのマイナス面とリスクを「ええ〜い!」とばかりに気合
で振り切って、「も〜分かった、やったるぞ〜〜頑張ろう!」と瞬時に思
える思考法が、この「けったくその反骨精神」なわけです。

2.故事にならう

 人間、居直ると凄い力を出します。
  その例を故事にならって勉強しましょう。
  (1)「窮鼠猫を噛む」(きゅうそねこをかむ)
   聞いたことありますよね。追い詰められたネズミは、「もうだめだ!
   これでは食われる!」と思った瞬間、逆に猫を襲います。絶体絶命に
   なれば弱者が強者を破ることもあるという例です。
  (2)「火事場のくそ力」
   これは、自分の家が火事になって、中に子供などが閉じ込められてい
   る場合、不思議な力が働いて、普段なら担げないタンスでも動かして
   しまい子供を救出した、なんてことを聞きます。
   後からそのことを振り返っても、絶対無理ということをなぜそんなこ
   とが出来たのか、分からないと言う様なことがあります。要するに、
   潜在能力は凄いパワーを秘めているということです。
  (3)「背水の陣」(はいすいのじん)
   川や沼などを背にして陣を作り、兵士が後ろに逃げられない様にして
   必死に戦わせるようにし向ける陣形のことです。
   漢の国の王の劉邦(りゅうほう)の元に名将として名高い韓信(かん
   しん)という武将がいた。この韓信(かんしん)が趙(ちょう)の国
   と戦った時にこの方法を利用して、見事に勝利を収めたということか
   らこの語ができた。
   後が無いと思うと、その集中力によりパワーが最大限に発揮されると
   いうことですね。
  (4)瓶割り柴田(かめわりしばた)
   六角軍の勢いに劣勢だった柴田勝家は日を期して城を打って出ること
   とし、その前日、籠城戦と食料の欠乏のため、ゆるんだ志気を高める
   ために、勝家は城兵を前にし、長刀の柄で最後の水を貯めた瓶を割っ
   て見せた。つまり、このままむなしく死を待つか、それともここを先
   途と打って出て活路を開くか、この決断を促したのである。
   翌日未明、総勢800余名を引き連れた勝家は城門を開くと、山を揺
   るがすばかりの鬨(とき)の声をあげて六角軍の本陣をめがけて、打
   って出た。不意をつかれた六角軍は総崩れとなって、300余名が戦
   死したという。
   死ぬ気になれば、凄い力が出るということですよね。

3.本気になる

 要するに、「居直り」です。「本気モード」です。
  考えている内は建前です。やることが本音、本気です。
  そのスイッチをパチンと入れるのに、「くそったれ!やったらええねん
やろ!」と居直ることです。
  人間、本気になるのが恐いんです。
  本気が続くかどうか、自分自身を疑っているんです。
  続かなかったら、周囲から「やっばりなぁ」と非難されるのが恐いんで
す。
  要するに、自分に自信が持てないことの裏返しが、「でも〜〜」であっ
たり、「ええ〜〜!」であったりします。
  そこで、「けったクソ精神」の出番です。
  「やります!」と、ノー天気に言うのです。
  後は、どうにかなるんです。
  ここが吹っ切れない!
  目をつむって、清水の舞台から飛び降りるのです。
  自分に解決できない問題は与えられないんです。
  それを言ってしまえば、後はメチャメチャ楽です。
  「はい、わかりました。それもやります、これもやります。」と言うこ
とです。
  ウジウジしていないので、スッキリします。気持ち良いですよ。
  「それもするの?」なんて言わない。「それもします。」これ一本槍で
す。相手のためにするのではありません。自分への挑戦です。
  自分のレベルを上げる、学習する、ノウハウを身に付けるために、たっ
たこの「くそったれ精神」「けったくその反骨精神」が、全て前向きに変
えてくれます。
  「ええ〜〜?いやだぁ!」なんて言ってれば、なりたい自分にはなれま
せん。一歩、いや半歩踏み出せはいいんです。
  その勇気を持ちましょう。
  それが、心と技のあいだの第1歩です。
  やり方が分からないので踏み出せない人は、今まで発行してきたメルマ
ガのバックナンバーを読んだり、これから発行する行動の仕方についての
DOHOW(ドゥーハウ)を、しっかり勉強して下さい。

4.まずYES、そしてBUT

 「YES、BUT」の法則がありますね。
  どんなことを前にしても、まずYESと肯定して、BUTと出来ない理
由を言います。
  通常はここで終わりですが、賢い読者の方はもうお分かりですよね。
  これだけで済ませてはいけません。その依頼に対して、こうすれば出来
ると思いますという、提案を添えなければ一人前ではありません。
  これも、まず受け入れるということからのスタートですよね。
  そして解決策を考える。
  これも結局は「くそったれ精神〜けったくその反骨精神」と同じです。

5.まとめ

 いかがでしたか?
  今回のこの「けったくその反骨精神」。
  そういえばそうやなぁ!と思った方は、早速やってみて下さい。
  人生、劇的に変わりますから。
  やってみて、具合が悪いなら、メール下さい。アドバイスします。

6.次回案内

 今回から、DOHOW系に入ってきました。
  今までとは少し感じが変わったでしょう!
  こちら寄りのテーマの方が文章的には面白いと思いますが・・・・
  えっ!一緒? おもろない? ・・・失礼しました。
  次回は、「A→D変換」というテーマをお話します。
  アナログ的発想・表現を、行動に移すための重要テーマです。
  お楽しみに!

                 ではまた次回お会いしましょう!

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●編集後記
  この寒さは何でしょう?
  大阪では15分くらい、新潟では31時間の停電騒ぎ。
  猛暑の次は厳冬ですか!
  やっぱり地球はなんか変ですね。
  何年か前にやってきたことのしっぺ返しが来ているわけですよね。
  これからの地球に対して今出来ることをしっかりしていきましょう。
  今年はこれで最終です。今年5ヶ月間ありがとうございました。
  では、また来年、1月9日にお会いしましょう。良いお年を!
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