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【心と技のあいだ】
vol.020 2006.6.26
発行者:有限会社シーケン社 経営実務コンサルタント 谷口隆
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【【【 アドラー心理学に学ぶ その2 】】】
前々回(Vol.18)でも取り上げた心理学者のアルフレッド・アドラーの
本より再度抜粋です。本当にこの本はためになります。
(ここから)
困難は克服できない障害ではなく、それに立ち向かい征服する課題です。
確かに忍耐も地道な努力もいるかもしれないが、自分には課題を達成で
きる能力があるという自信を持つように援助することができれば勇気付け
が出来た、ということができます。どうすればそう思えるように援助でき
るのでしょうか。
どうすれば、あるいは、どういえば勇気付けになるかは、人によって、
あるいは状況によって違いますから、公式的にこれが勇気付けになるとい
うことは不可能ですが、原則的にいえば次のようになります。
ほめるのとは違って、すなわち、評価するのではなく、喜びを共有する
こと、自分の気持ちを伝えることは勇気付けになります。当たり前だと思
って見逃しがちな行為に対して「ありがとう」とか、「うれしい」とか、
「助かった」と言ってみます。実際には多くの親がそんなことは当たり前
だと思って見逃してしまうことが多いのです。当たり前だと思って見逃し
がちな行為に対して「ありがとう」とか「うれしい」とか「助かった」と
いうような言葉をかけることから始めます。
このような言葉は気恥ずかしくてなかなかかけられないという人は多い
です。ありがとうと言おうとしたら顔が引きつるという人もいます。しか
しその気恥ずかしさはまず自分が克服するのだ、と考えたいのです。
相手もそんなふうに言われるときっと恥ずかしいでしょう。しかし、や
がて日常の生活の中で誰かが勇気付けの言葉を使うようになると、多くの
場合、まず子供達が自然に例えば「ありがとう」と言っているのに気が付
く日が来るのはそんなに遠い先のことではありません。
(ここまで)
6月23日のブログで、原田隆史先生のことを書きましたが、先生曰く
「夫婦関係の再構築には「ありがとう」「感謝しているよ」を毎日言って
もらう。最初は、意味も理論も無くとにかく言わせる。1日何回言ったか
を数えてもらって、回数を増やしていく。それだけのことで、関係は好転
していきます。小さな変化がジャブの様に効いて来て、そのうちに、愛情
もわいてくるのです。」と具体例を示されています。
いかがですか?
感謝の言葉ってそのものにエネルギーがあり、そのエネルギーに勝る自
分パワーがないと、なかなか声に出せないのでしょう、
だから思い切って一線を超えないと声にならないということではないで
しょうか。
逆に言うと、それを声に出して相手に言えることができれば、それだけ
のエネルギーを伝えられたということですね。
そういうことを意識しながら、生活してみるのも、状況改善のためには
いいことですね。
今回もまたまた前置きが長くなってしまいました。
谷口さん、前文だけでメルマガできますよって言われるんですが、ある
程度ボリュームがないと言いたいことが伝わらないのではないかと思い、
丁寧に書いている積りなので、これからも読んで下さいね。
さて、前回のこのメルマガは「企画開発技法」について勉強しました。
企画するということにより、その人の持っている力を引き出していくとい
う内容でしたが、お役に立ちましたか?
では、今日のテーマに行ってみましょう。
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本題に入る前に「心と技のあいだインジケータ」で今回のテーマの位置
付けを確認しておきましょう。
<考え方の技術> <考えを行動に移す技術> <行動の技術>
「心」→→→→→→→→→→→→→→→→→→●→→「行動」
このあたりでしょうかね。あくまでも私の主観ですので参考までに!
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< NQ(人脈作り能力) >
1.NQとは?
聞きなれない言葉ですよね。
NはNetwork(ネットワーク)のNです。
QはQuotient(クォーティエント)のQです。
ネットワークとは、網状組織・関連性を意味します。クォーティエント
は、能力の意味です。
NQは人脈を作る能力という意味で私は使いますが、共存指数という言
い方もあるようです。
IQ(知能指数)、EQ(感情指数)などは聞き慣れていますが、この
NQ(共存指数)という言葉は、まだ一般的にはなっていないようですね。
しかし、これからはこのNQの能力が問われる時代になってきています。
前回の前文で中村文昭さんのことを書きましたが、彼に見るNQの能力
は桁外れなわけですね。誰とでも近づきになる、仲良くなる、ということ
を垣根なしに出来る人で、それで縁が縁を生んでどんどんつながって行く。
中村さんのそういう人柄に吸い寄せられて人気が爆発しているんですね。
ところで、谷口さんも人脈広いですよねって言って頂けます。
実は、これって、技があるんですよね。
では、この私の人脈技を中心に今回は話を進めていきましょう。
2.はじめに
一人で成し遂げられることって知れてますよね。
やっぱり、みんなからの情報や、協力を得ながらやっていくというのが
仕事の基本であり、それなくして結果が得られるわけがありません。
もし、一人でやっているという人があれば、それは単なる思い上がりで
きっといつか挫折することになります。
外面的な、つまり会社の肩書きで付き合っている関係って、なんかつま
らないですよね。私はかなり苦手です。いわゆる本音が通じない人と仕事
をするのはメチャ大変です。
良い仕事って、やっぱり人間関係がしっかり出来て、チームワークばっ
ちりの時にパワーが出るものですよね。
だから、どうしてもその人の仮面を剥ぎたくなるんですよね。(そんな
ことしなくてもいいのに!って声が聞こえてきそうですが.....)
そのためには、自分が本音で迫るということをするわけです。
「はじめからそんなこと出来ないよ」って声が聞こえますが、セミナー
や講演会で名刺交換した時、是非またこの人に連絡したい、会いたいと思
ったら、その場で何としても次につなぐことを考えないといけません。そ
れっきりになるということは、全くもったいないことです!
だから、その初対面の短時間に相手の心をキャッチするテクニックが必
要です。その技について次に説明します。
3.谷口式会話術&NQテクニック
長年培ってきた谷口式会話術&NQテクニックをリストしてみましょう。
谷口さんだから出来るんでしょう!といわず、出来ることはやってみま
しょう。
1)2分間の間に印象付ける
・何か得意技をもっておく。手品などが出来れば最高ですが、それは
みんな難しいでしょうから、会話で特徴を出せばいいのです。
・私なんか、自己紹介で「だじゃれおじさんで〜〜す」とか、「社長
さん兼小使いさんで〜〜す」とか、「大阪の谷口でおまんねやわ!」
なとど吉本興行のマネをやったり、サンマ流な大阪弁を駆使したり
します。
・郷土なまりで挨拶するのも良い感じですよね。きっと会話がつなが
りますよね。
・要するに、相手の警戒心を無くす〜緩める〜フリーになる〜本音に
なる、という回路がパッと出来上がって、気を許すということにな
るのでしょう。
・そして、会話の最後は良い雰囲気で終わっておくことです。
・何か良い感じだなあと思わせて、また話したいという余韻を残すこ
とです。
・剣道で使用する「残心」という言葉の意味が勉強になります。
・「武道における心構え。一つの動作が終わってもなお 緊張を解か
ないこと。剣道では打ち込んだ後の相手の反撃に備える心の構え、
弓道では矢を射た後その到達点を見極める心の構えをいう。」
・どうです? 勉強になるでしょう?
・それから、会えない間は、心で念じておく、光を送るをします。
・今は会えないが、次に会うまで「幸あれ、福あれ、光あれ」と念じ
ておきます。
・その波動が伝わったか伝わっていないに関係なく、自分の心は晴れ
やかに続いているのが良いのでしょう。
2)一度あることは二度ある
・例えばです。「半年くらい前に一度、モデル会社の人と名刺交換し
ました。そして店内で雑誌掲載用の撮影をすることになりました」
・あなたはどうですか?
・名刺がきっちり残っていますか?
・その名刺の人の顔が浮かびますか?
・相手は自分のことを覚えてくれていると思いますか?
・電話で「半年前に名刺交換した○○です」と言って、思い出しても
らえるでしょうか
・思い出してもらえれば合格、出してもらえない不合格ですね。
・何が違うかと言うと、思い出してもらえれば初対面ではないので話
がスムースに運びます。
・極端な話、思い出してもらえれば身内価格がOKになります。そう
でない場合は定価です。この差は大きい!
・実際にあったんですが、私の場合、そのモデル会社の人に初対面で
おにぎりを差し入れして完璧に友達感覚になっていたので、超安値
のモデルさんを紹介してもらったことがあり、サロンさんに喜んで
頂けたということがありましたよ。
3)記録する
・一度あることは二度あると考えると、記録は必須です。
・まず、名刺の整理、そして、電話帳の記入。
・私は、電話帳は住所が書けるものを使用しています。
・そこにちょっとしたメモも書いておけば、後で利用価値は倍増です。
4)DM/メールでの連絡
・初対面の後の連絡は手書きDMを勧められているみたいですが、私
は軽くメールでしています。
・その代わり、ちょっとした情報を添付したりして発信するようにし
ています。(CKENレポート等)
・それが後から効いてくるんだなぁ。
・DMは勝負の時しか書かないですね。(書いた方がいいんでしょう
が、私はスピード重視ですね。)
・しかし、何か物を送る時などは筆で送付状を書くようにしています。
・年賀状は自前の写真を配し、スペースを空けておいてそこに2〜3
行のミニ文章を筆書きで添えるようにしています。
5)何かあったらプロとして相談する
・少しでも関係があれば、その人に問い合わせてみることです。
・聞かれると悪い気はしませんよね。
・自分だって、自分の得意な分野のことで問い合わせがあれば、どん
どん教えてしまいますからね。そのコツを押さえて、下手に出て、
いろいろ聞くわけです。
・これって、教えてもらえるわ、人脈は深まるわで、凄く良いことな
んですよね。
6)事前・事中・事後の報連相は150%する
・これは、Vol.017で書いたことですが、これをきっちりする
ことで信用は100%になります。
・「電話しておいてくれる?」って頼まれたら「電話しておきました」
と報告する。
・入金があったら「入金がありました。ありがとうございました。」
とメールを入れる。
・フォローに力を入れることにより、より深い関係が出来上がります。
・また、日頃からちょっとはみ出して、余計なことをしてみる。
・そうすると、何か違うものが見えてくる。それが新鮮な関係をまた
構築していくんです。
・これって、微妙ですよ。「いらんことしい」(余計なことをする人)
とは似て非なるものですからね。
4.きっかけ作りのパターン
私がよくやるきっかけ作りのパターンの例です。
・「アンケートなどにも一言添える」
・「通販メーカーへのメールアンケートにきっちり答えてその担当の
人と仲良くなる」
・「美味しいお菓子があればメーカーに感謝状を送る」
・「初対面の会社に行く時に植木を持っていく」
・「スタッフミーティングの時にお菓子を持参する」
・「二次会の時に自分の資料を持って行き無料で配布する」
などなど、普通ではないことをするアイデアは一杯です。なぜそう
するか?・・・一線を超えるのです。
中村文昭さんだって、小銭を落としたり、足を踏んだりしてきっかけを
作ったと言っておられましたよね。
つまり、その一線を超えることがきっかけ作りなわけです。
それが無い限り、皆と同じ人になってしまい、印象が無い人になってし
まうからです。
このきっかけ作りの根底にあるものは、サービス精神と言うか、ホスピ
タリティマインドというか、そういう姿勢、仲良くなりたい、深く知りた
いという自分なりのメッセージを形で表現したものと言うわけです。
5.NQの向こう側
NQ(人脈作り)に目覚め、それを実践していくと、一気に視野が広が
ります。
人が人を呼ぶのです。
私は、今家でホームパーティーをリクエストされて(と言うより、やり
たくてかな?)、開催しています。
別にしなくたって、断ったっていいんです。
しかし、人の輪(和)というか、ネットワークというものにはエネルギ
ーがあり、どんどん自発的に大きくなっていくのを感じます。
要は考え方です。
なりたい、したいと思うだけではなく、ひたすら何かに集中し、継続す
るということが、自然とそうなっていくエネルギーの源泉ではないでしょ
うか?
NQの向こう側には、何があるのでしょう?
きっと、明るい明日があるのでしょうね。
6.最後に
いかがでしたか?
今回は、私の体験を元にして、人脈作り〜共存というテーマを取り上げ
ました。
結局、自分のネットワークを構築するということは、外に向かっての努
力も去ることながら、自分の姿勢がどれだけ整っているかと言うことの確
認作業に近いですね。
人脈は一朝一夕に出来るものではありません。
皆さんも、しっかりしたポリシーと地道な活動で、どんどん人脈を広げ、
人間の幅を広げ、体験を積むことによって、皆から期待され、信頼される
人になられることを願っています。
7.次回案内
では、次回の案内です。
次回は、いよいよ「エンパワーメント(権限委譲)」です。
このテーマはずっと自分としても、研究したかったテーマです。
まだ、はっきりとは固まっていないのですが、自主活性型サロン作りに
は欠かせないテーマですので、今からさらに勉強します。
皆様も、このテーマについて考察しておいて下さい。
では、次回もお楽しみに!
ではまた次回お会いしましょう!
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●編集後記
今回のNQ(人脈作り)は、本当に生きたノウハウを提供しました。
勇気を持って試して下さい。
私事ですが、18日に亡父の満中陰も無事お勤めし25日に納骨を済ま
せました。
親父を引き継ぐようにして孫が生まれ、世代交代を感じます。
自分もこの世の中に何が残せるのかを真剣に考える時期に来ています。
だから、このメルマガを真剣に書いています。
おっと! マジになってしまいました。
これからも「軽く、よろしく。」
このメルマガ、良かったらお友達にも紹介して下さいね。
ノウハウを共有しましょう。
ではまた次回、お会いしましょう。
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