能力開発メールマガジン 心と技のあいだ vol.024

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 【心と技のあいだ】
    vol.024 2006.8.28
   発行者:有限会社シーケン社 経営実務コンサルタント 谷口隆
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      【【【 ウッディチキン/サマーカレッジ 】】】

 ウッディチキン主催のサマーカレッジに行ってきました。
  8月23〜25日(水〜金)の3日間、福井県越前市の歓喜寺と仁愛大
学の両方で8つのセミナーを受け、そして交流・親睦を深めました。
  3月末から本格的な準備を重ねてやっと実現しました。
  その間のメールやり取りは実に386回。凄い回数でしょう。
  カレッジの様子はブログに掲載していますので、また見ておいて下さい。
  今回特に感じたことは、このセミナーを運営するためのスタッフが凄く
気持ち良く動いてくれたということです。
  まず、N社、D社の現地スタッフは自覚と責任を持って運営をしてくれ
ました。スケジュールの掌握、スタッフ配置、事前の買出し、当日の配膳
作業、バスの手配、移動時の点呼、参加者の送迎、等々全てにおいて、黙
々とそして笑顔で自分の持ち場をこなしていました。
  事前にしっかりした準備が必要なこと、そしてそれを実行する心構え、
さらに当日の対応、スタッフ全員にこのイベントを成功させようと言う心
意気が感じられて、本当に嬉しかったし、勉強になりました。
  次に大学の先生および学生さん達は、ホスピタリティを超え、エンター
テイナーでしたね。コミュニケーション学科の金田教授を中心としたメン
バーですが、カフェの出店、郷土名産の特産品コーナーの出店、ジャズバ
ンドの演奏、最後には花火のサプライズ演出、等々良くここまで準備した
もんだなあと参加者一同、感嘆の声を上げました。
  カフェの出店責任者の学生さんに聞いたところ、このカフェは卒論のた
めにやっているという答えが返ってきました。
  なるほど、ということで一つ買い物をしました。そのお菓子の詰め合わ
せのタイトルが「仁愛大学に行って勉強してきました」です。こんな題の
お菓子が市販されているのはおかしいなあと思っていたので、説明を聞い
て納得できました。いろんな工夫、コラボレーションがあり、一つのこと
に喰い付いてアイデアを発展させるという柔らか頭をもっているのは凄い
なと感じました。また、それを指導している先生も凄いと思いました。
  来年も同時期に開催する予定です。
  絶対お得な企画です。是非是非皆さんも夏の3日間をお寺と大学で一緒
に勉強しませんか?

 さて、前回は「改善ストーリー」について書きました。
  集大成的な内容でしたが、理解して頂けましたか?
  ノウハウは使って何ぼです。少しづつでも現場に活かせる様に顔晴って
下さい。
  では、今日のテーマに行ってみましょう。

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 本題に入る前に「心と技のあいだインジケータ」で今回のテーマの位置
付けを確認しておきましょう。
<考え方の技術>  <考えを行動に移す技術>  <行動の技術>
    「心」→→→→●→→→→→→→→→→→→→→→→「行動」
このあたりでしょうかね。あくまでも私の主観ですので参考までに!

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             < 組織論 >

1.はじめに

 今回は、組織論というタイトルなんですが、なぜ、このタイトルが出て
きたのかは、数回前のメルマガ作文中のことで忘れてしまいましたが、私
ごときに組織について全てを書けるはずも無く、ではということで、私流
に料理してみたいと思います。
  自分で考えといて、先行き不安・・・どうなることやら。
  精一杯頑張ります。1つでも、ヒントがあれば良しとして下さい。

2.組織とは?

 例によって、「組織」をインターネットで検索しました。
  そうすると、次の文章が出てきました
  「バーナードは、公式組織を『意識的で、計画的で、目的を持つ様な人
々相互間の協働である』と定義した。」
  なかなか深い。
  ということは、意識も無く、計画性も無く、目的もはっきりせず、相互
間で協力して働こうとしないものは組織ではないということですね。
  では、本当の意味の組織をどの様に作っていくかにフォーカスを当てて
考えてみます。

3.組織の形態について

 ちょっと横道にそれるかもしれませんが、「組織」イコール「システム」
と解釈している人も多いでしょう。
  しかし、組織とシステムは異なります。
  システムは「個々の要素が有機的に組み合わされた一定のまとまりを持
つ全体」と定義すると組織と似ていますが、「入力・変換・出力の三要素
から構成される単位」と捉えると、組織と言うよりプロジェクトに近いニ
ュアンスになりますね。
  しかし、システムって、第5号で取り上げた「ホッパー図」と全く同じ
概念ですね。あらためて勉強になりました。
  組織は、あくまでも人のつながりがメインであって、機器はツールとし
ての扱いのみです。
  プロジェクトは一時的な組織形態です。
  プロジェクトの定義としては「期限があり、唯一の成果物(モノやコト)
を生み出す仕事をするタスクフォース(仕事完遂)型のテンポラリー(一
時的な)集団です。
  また、ホロン型組織というものもあります。
  ホロンの定義です。「全体の一部として機能もしているが、それ自体も
全体としての機能を持っている。ホロンは、全体子ともいう。」
  例えば、人体という全体を構成する要素(部分)である細胞も臓器も、ホ
ロンであると言えます。
  ホロン型組織は、一般企業では松下電器などがやっていた事業部制をイ
メージしてもらえると分かりやすいかな?
  サロンの現実的な組織形態としては「オーナー型」「独裁型」「カリス
マ型」「フラット型」「運営委員会型」などがありますが、ここでは詳細
説明は省略させてもらいます。

4.これからの組織について

 これからの組織は、次の要素を含んでいることが大切だと思います。
    A.組織は、自主活性型であること。
    B.組織は、支援型であること。
    C.組織は、フォーメーション重視であること。
    D.組織は、ホロン型であること。
  では、これらについて、詳しく説明します。

「A.組織は、自主活性型であること」
  個人としての力を付けるには、「自分で考える力」を身に付けることが
大切でしょう。
  そのためには、「心と技のあいだ」を勉強することですね。
  個人に焦点を当て、その能力を最大限引き出す勉強をしているサロンは
まだ見受けられません。CKENとしては、今後このあたりのセミナーを
企画したいですね。
  その前に、サロン自体がそのことに気付く必要があります。
  サロンが、各自のパワーを引き出し、周知を集めるという方向性をまず
示し、それからエンパワーメントであったり、スタッフ教育であったりを
きっちり進めて行くという基本姿勢が大切です。

「B.組織は、支援型であること」
  支援型組織であるということは、スタッフが第一線でお客様に正対する
ポジションであり、管理職は支援職であるということが明確になっている
ということが前提になります。
  通常、支援型組織は逆三角形組織といわれる形態で、お客様が一番上に
あり、次に現場スタッフがあり、その下に中間支援職(チーフ〜店長)が
あり、さらにその下に幹部支援職がいるという形の組織です。
  この組織の利点は、最前線のスタッフの認識が高くなるということです。
  「管理」と言う言葉からは「義務・責任、ノルマ」等、「支援」という
言葉からは「支える、応援する」等のイメージが連想されますね。
  当然、やる気を出すのは、管理されているというより、支援されている
という方が「自己重要感」を感じて働くのは間違いの無いところですね。
  組織の管理技術を教えるセミナーはあっても、組織を支援するという視
点のセミナーはまだありませんね。
  これからは、そんなセミナーが増えるのではないでしょうか?

「C.組織は、フォーメーション重視であること」
  成長のためにはいろいろな課題が生まれます。
  それらを改善・解決していくためには、問題・課題が発生した時点でフ
レックス(自在)に動けるユニットを作り協働でそれをクリヤーしていく
という構えが必要です。
  スピード、決断力、適応力がないとこれからの時代、苦労しますね。
  だから、有事(物事が発生する時点)に備えて、フレックスフォーメーシ
ョンを準備しておくことが重要です。
  備えあれば憂いなしです。

「D.組織は、ホロン型であること」
  各店、各部署が独立して動くことのアドバンテージ(優位性)は、いろ
いろ考えられます。
  権限委譲が進んでいるサロンは、ジャッジ(判断)が早い。判断が早い
ということはお客様に快適に対応できるということです。さらに、いろい
ろなオリジナルサービス、スペシャルサプライズをすることが可能になり
ます。
  さらに、個別採算をしていくので、本部から言わなくても、売上・経費・
利益という視点が自然にシビアーになります。薬剤の使用量等にも目が行
くことになり、改善されていきます。
  それは、個としての動きですが、全体としての動きにも違いが出ます。
それぞれが独立しているので、個と個の間に良い意味の競争心が芽生えま
す。
  但し、全体として支援する部隊が必要です。管理ではなく、あくまでも
支援と言う立場で考えることがポイントです。
  部分と全体と言う考え方が上手く機能すれば、組織は最高の力を発揮し
ます。

5.生きた組織

 組織は植物みたいなものです。
  植物は、水をやり、肥料を与え、太陽に当ててやり、新鮮な空気にさら
さないと、花も咲かないし、葉が枯れて、根が腐っていきます。
  生きた組織も同じです。常に情報という水をやり、コンセプトという栄
養を与え、おもいやりという太陽に当ててやり、共有という空気にさらさ
ないと組織も腐ってしまいます。
  そのためには、根っこから理解し合えているという実感、合意が形成さ
れているという観念を共有していること先決です。
  本音で話し合える仲間として、本当に理解し合えている者同士の集まり
が一番団結力があり、力を発揮することは自明の理です。
  そうなるためには、さらに何が必要でしょう?
  お互いの信頼度を向上することですね。
  ではさらに、信頼度を向上するには何をすればよいのでしょう。
  答えはいろいろあるでしょうが、私は「クイックレスポンス」と言いま
す。クイックレスポンスは、素早い反応です。素早く反応することで常に
相手に意識を集中しているという姿勢が示せます。
  横向きで、視線を合わさず話をされたら、信頼出来ないですよね。逆に、
正対して目を見て話されたら信用、信頼しますよね。
  これが大切です。
  全てのオーナーは「打てば響く組織」を作りたいと言われます。
  これを作るには、まず自分がスタッフに正対してクイックレスポンスを
繰り返すことです。自分に矢印を向けることです。
  それが、生きた組織、素晴らしい組織を作るということです。
  そして、それを定着させ、伝統までに高めることです。
  それが出来ずして、他人に(スタッフに)いくら要求しても、出来るは
ずもありません。
  オーナーは自分が見本を示すということを忘れています。下のスタッフ
は、オーナーを見て育っているのです。それは当然、自然のことです。
  現在の組織は、オーナーのミラー現象であることを再認識して下さい。
  そして、素晴らしい組織を作る努力をしましょう。

6.最後に

 今回の組織論、本当に私流の解釈でした。
  もっと一般的に組織を勉強したい場合は、他の書籍などを探して下さい。
  今回は、事例が無かったので少し短めでしたが、お役に立ちましたか?
  通常、サロンにおいて、組織などは気にせず営業から自然に出来上がる
流れでやっていますが、きっちりこういう組織を作りたいということで先
を見据えてやっていくことが大切であるということがお分かりになって頂
ければ今回のメルマガも一石を投じたことになりますね。

7.次回案内

 では、次回の案内です。
  次回は、「事務局」について考えてみます。
  なんじゃそれ?って突っ込まれそうですが、これが以外に味のあるテー
マだと自分では思っています。
  次回もまたお役に立てるメルマガを目指して、作文します。
  応援よろしくです。

                 ではまた次回もお会いしましょう!

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 私は、株式会社ゆうむが主催する「OS:オーナー満足、ES:キャスト
満足、CS:ゲスト満足を追求し、繁盛サロンを支援するためのサロンサ
ポートプロジェクト」に参加しています。
そのプロジェクトにて、業界初WEBアプリケーションシステム採用、
最強のデータセキュリティ、携帯予約、簡単明確操作などの特徴をも持つ
サロンコンピュータシステムの最新バージョン【ALIVE+】の監修〜
開発に協力しました。
  どんなプログラムか興味のある方のためにURLを公開します。プロ
グラムがサーバー上にあるので、自分のパソコンで試用出来ます。
*アライヴプラス/デモサイト
   URL : http://member.alive-pras.net/alive_demo/login.php
   ID : demo  Password : demo
  予約入力などに付いての詳しいお問い合わせは下記に「CKENメル
マガを見ました」と言ってお聞き下さい。
  「株式会社ゆうむ」 TEL078-325-3915

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【CKENシーケンオーナー塾】紹介 <WEB版>
  東大阪市、美容材料ディーラー(株)三鷹(ミタカ)のホームページのサ
イトでH18年7月よりサロン経営に役立つ情報の執筆を始めました。
  塾のコンセプトは「経営のアウトラインを知る」です。
  毎号の情報には、実践に役立つサンプル資料も用意しています。
  是非このメルマガ同様こちらも活用下さい。http://mitaka-east.com

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【「お金に効く心理学入門」のお知らせ】
  神戸市のWEB企画・制作会社(有)ウイズワンではサロン経営やサロ
ンワークに役立つセミナー、講座企画を9月から始めます。
  第1弾のテーマは「お金に効く心理学入門」です。残り3席です。
  案内はこちらから → http://blog.withone-jp.net

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●編集後記

 ブログでも書いていますが、守口市の大日に「イオン大日ショッピングセ
ンター」が9月29日にオープンします。
  ジャスコがメインで、175の専門店、8スクリーン、約1600席のシ
ネマコンプレックス、郵便局、市役所の出張所などが入る。
  駐車場は2200台分、商業施設の面積は76,000平方メートルでイ
オン直営の商業施設では西日本最大級という話です。
  さあ、いよいよ風は守口に向けて吹き出しましたね。
  これも、感動セミナーの影響でしょうか? (そんなことないやろ!)
  ということで、9月25日感動セミナー最終回、そろそろ申し込みお願い
します。(と、宣伝してみる。)
  読んで頂いてありがとうございました。
  ではまた次回、お会いしましょう。

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