美容室/ヘアーサロンの給与規定の作り方。経営実務コンサルティングのシーケン社。美容室/ヘアーサロンの業界経験は16年と豊富

美容室/ヘアーサロンの 給与規定の作り方(1)

1.賃金(給与)とは?

  • ここでは、賃金と給与は同様の言葉として扱いますので、大差はありません。
  • 賃金とは、「労働者が労働を提供することによって受けとる報酬」「労働力の価値を紙幣で示したもの」です。
  • サロンにおける賃金はスタッフのサロンワークの労働に対する対価として支払われるものです。

2.賃金システムについて

  • 給与システムは、正当な評価による対価としての要素と、成果/達成感を共有できる楽しみとしての要素を持っており、よりやる気を引き出すという効果もあります。
  • 新賃金項目設定、固定部分と変動部分の仮割合決定、設定内容のシミュレーションにより納得行くまで試算し、最終決定します。

3.賃金システム構築手順

  • この賃金システムは、前章の評価体系が出来上がっているということを前提にして手順を決めています。
  • 構築手順の詳細については、資料『(27)給与システム構築のための詳細手順』を参照して下さい。
  • 構築までの必要期間は、賃金システムのポイントをどこに置くかを考えてから実行までの間、技術部分を含めば、短くて2ヵ月、長ければ6ヵ月くらいの策定期間がかかります。
  • 一番掛るのは技術部分(技術区分〜技術マニュアル〜技術テスト表)です。
  • あとの部分はサンプルの修正やシミュレーションですのでさほどかかりません。
  • これを短縮するには、サロン内のプロジェクト(幹部対象)を結成し、すべき作業を分担して併行して進めることです。

4.賃金規定策定

  • 資料『(28)賃金規定項目サンプル』を参照して下さい。
  • サンプルの項目を参考にして、まず自店の現状をメモします。
  • 後は、サンプルに沿って、自店に合わせて作成していきます。
  • 一番難しいのが不就業時(欠勤、遅刻、早退、中座)の減給の部分です。
  • 一般的に、遅刻は厳しくしています。3回で1日欠勤扱いなどがあります。
  • また、皆勤・精勤手当を付ける場合、いくらにするか等がポイントでしょう。
  • 各種評価項目とのバランス、整合性がとれている様に作成します。
  • この策定に関しても、余りなことを独断で決めても、一般的には通らないこともありますので、専門家の目で見てもらうことをお勧めします。