美容室/ヘアーサロンの日常業務。経営実務コンサルティングのシーケン社。美容室/ヘアーサロンの業界経験は16年と豊富

美容室/ヘアーサロンの 日常業務(2)

5.サロン営業

  • フロント受付では、「予約台帳」「受付表」「売上伝票」などが必要です。
  • これらについては、市販のものでも十分活用出来ますので、添付書類は必要ないでしょう。
  • 予約においては、「予約台帳」を活用します。メニュー別の標準作業時間を決めておき、技術者のレベル等も加味してタイムテーブルに予約を入れていきます。カットなら30分、パーマなら1時間単位等です。
  • しかし、最近はお客様の希望の技術を聞かない場合もあります。これは、施術はお客様が決めるものではなく、サロンに来て頂いてからカウンセリングして決めるという方法を徹底しているサロンの考えからです。
  • 受付は、「受付表」を活用します。ここでも「今日はどうなさいますか?」と聞くことは出来るだけ避けるべきでしょう。
  • 予約者確認は、前日にカルテを出し、あらかじめ来られる方の前回の会話/施術の内容を思い起こしておき、ヘアーコンディションのフォローや会話の続きに心がけます。店販品の無くなり具合、誕生日等の確認もします。
  • カウンセリングは、事前に希望施術を聞いている場合は、「一応〜〜とは聞いていますが...」というトークで始めますが、最終的にはその場で決めます。単価アップは狙って行うより、そのお客様に似合うベストスタイルを提案するということに心がければ、自然と単価は上がります。
  • 他の項目でも書いた通り、年間のヘアーサイクルを意識したヘアーマネージメントを行えば、定着率も向上します。
  • 待合では、予約優先システムの項でも述べましたが、お待たせ中の対処の仕方が問題です。ポイントは、気遣い・気配りです。快くお待ち頂ける環境を考えましょう。
  • フロアーマネージメントは、効率良く、かつ快適に仕事を進めるための進行管理のことです。
  • スタッフへの意識付け、標準時間作業等の徹底等が課題となります。フロアーにおいての主導権は誰が持っているのか、全てに目が届いているか、その指示は的確か等、適切で確実な進行が出来れば、お客様も満足頂けます。
  • 施術は、日頃訓練している技術を発揮する場面です。お客様はウイッグではありません。無理なテンションや熱風を直接当てないように、最大限の注意を払いながらしましょう。シャンプー等で「気持ちよかったわ」と言ってもらえた時は、大変うれしいものです。
  • 伝票はきっちり付け、追加メニューの付け忘れのないようにしましょう。
  • レジ精算においては、事前に伝票内容を確認しておき、お待たせしないようにスムースに行います。
  • 新規様に対するカードの説明等は、お客様の顔を見て理解度を確認しながらゆっくりと説明します。
  • 最後に「特に〜〜がきれいになりましたね。よくお似合いですよ。」という一言を掛けましょう。これにより、全体の空気が和み、気分良く帰って頂くことが出来ます。
  • お見送りは、本来、担当技術者がすべきものです。「本日はありがとうございました」という感謝の気持ちと、「次回も是非おいで下さい」という期待の気持ちを込めて、丁寧に行います。
  • この時のお客様の表情、しぐさをよく見ておくことが必要です。気に入らない箇所があれば表情は暗いし、手をそこへ持って行って確認されます。これをアフターTEL等で問い合わせ、再来して頂きチェックする等をすれば大変親切でしょう。

6.朝礼/終礼

  • 朝礼の目的は、まず昨日からの伝達事項を確認します。キャンペーン等を展開中の場合は、達成率等を報告します。
  • 次に出勤スタッフの体調確認、予約者、営業終了後の講習・ミーティング等の予定を確認します。
  • 出来れば「本日のテーマ」を発表し、1日それに目標をしぼって営業するというのも力が集中します。
  • 最後に、朝一番のお客様に失礼にならないように、テンションを上げる動作を行います。相手を誉める練習等をすることも良いでしょう。そして、笑顔で営業に臨みます。
  • 終礼は、まず売上報告をします。それから本日の反省を個人別に具体的に発表します。「本日のテーマ」に対するコメントでも構いません。その時、先輩からのアドバイスがあればなお有効です。最後に、明日の予定を報告します。
  • 朝/終礼は、それなりに大変意義のあることです。けじめです。欠かさずきっちり続けることで良い習慣が出来上がります。
  • メリハリのある動作と言葉で、毎日しっかり実行しましょう。