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悩みの3悪 (ストレスフリーのために)

メルマガ再録 (2008年5月12日) 第65号


悩みの原因は、大きくは次の3大要素ではないかと思います。「比較」人と比べること。「自尊心」プライド。「制御」相手をコントロールしようとすること。これらについての分析と対策を考えます。

             < 悩みの3悪 >

1.はじめに

 今回は、私が考える「悩みの3悪」について考察してみます。
 多くの人達と会うと、ちょっとしたことで悩み、どんどんそれが拡大し
ていって、ひいてはウツ状態まで進んでしまう人がいます。
 そんな人を見ていると、「悩まなくてもいいのに」とか、「悩んでも仕
方ないのに」とか、「悩む方向が違うのに」とか思いますね。
 そんなひとは、悩みグセみたいなものがあり、それってただ動けばいい
だけなのにって思うことまで悩んでしまうわけです。
 この人は、「悩みたいんだなあ」とか、「悩むことを楽しんでいるみた
い」なんて思うこともあるくらいです。
 小林正観さんは最新刊「『き・く・あ』の実践」という著書で、今すぐ
幸せになれる方法として「き=競わない、く=比べない、あ=争わない」
の3つを言われています。
 そんなこともヒントにしながら、私なりに悩みについてアプローチし、
その解消法を考えて見ます。

2.悩みの原因の3大要素

 私は、悩みの原因はいろいろある内から、大きくは次の3大要素ではな
いかと思います。それは、
 「比較」とは、人と比べること。
 「自尊心」は、プライド。
 「制御」は、相手をコントロールしようとすること。
 です。
 ではこの1つ1つについて、傾向と対策を考えてみましょう。

3.比較

 「比較」とは、人と比べることです。
 比べると、どうなるでしょう。
 優越感か劣等感を味わうことになりますね。
 優越感は、相手を見下すことになる。
 劣等感は、自分を卑下(ひげ)することになる。[卑下とは自分を劣っ
たものとしていやしめること。(広辞苑より)]
 どうです。
 どちらもよろしくないですね。
 数字などの資料データは、単純比較出来ますが、「あの人」と比べるな
どということになると絶対に感情が入ってくるわけです。
 「私はあの人に比べ背が高い」という場合、優越感ということもありま
すが、高すぎる人は劣等感にもなります。
 「私はあの人に比べ、顔が丸い」「あの人は良く出来るが私は出来ない」
「皆と比べ私は技術の修得が遅い」などなど。
 何の基準で比べているのでしょう。
 人それぞれの個性、スタイルがあるので、比較は意味がないでしょう。

 学校ではアナログ部分で比較は出来ないので、点数で比較するしかない
ということになり、テストの点数で順位をつけることになっています。
 社会に出てみても、売上順位で上下が比較されます。
 大会社の下請けにしても、取引量や、品質データの数字で席順が決まっ
たりします。
 これって、単純に個人・会社の成績が向上したことを証明するのに使用
するのは良いでしょうが、他との比較は意味を持つのでしょうか?
 しっかり比較の意味を説明して、納得の上でのものならまだ良いでしょ
うが、単純に比較されてもって、思ってしまいますね。

 どうでしょう?
 人間の値打ち、人間の価値は、テストの点数が多いことですか?それが
人間の価値を決めるのですか?
 そんな社会の中で、落ちこぼれる人が発生するのは当然のことでしょう。
 こんな社会でいいのでしょうか?

 ん???
 なんか、いつものCKENメルマガらしくない?・・・ですよね。
 シリアス過ぎますですね。(シリアス=まじめな、真剣な)
 で、軌道を戻してですね・・・
 つまり、私が言いたいのは、比べてどうすんの?ってことです。
 比べて、「劣っている部分を盛り返すんだ!」というのはそれはそれで
結構ですね。
 しかし、大概、「比較してダメだ!」「いまさら無理だ!」と思うのが
落ちです。
 であれば、であればですよ、「比較しなければ良い」ではありませんか!
 比較しなければ、ユニークです。
 ユニークは唯一のという意味があります。
 そうです。オンリーワンです。
 オンリーワンでいいじゃないですか。
 人から、「オンリーワンは、ナンバーワンになれない奴の逃げだ!」な
んて言われても、そこに1つの正解がある限り、私はそれで良いと思いま
すよ。
 私(CKEN)も大きくはなれないけど、自分のスタイルを主張してい
ます。逆に言うと、それしか出来ないです。
 それが、自分の価値であり、オンリーワンです。
 オンリーワンを磨くと、それはそれでブランドです。

 私が言いたいのは、比較することは何の意味も持たないと言うことです。
 不要です。
 この「比較する」という考えを捨てれば、どんなに心が楽になるか、や
ってみてください。
 やり方が分からない人は、相談して下さい。

4.自尊心

 「自尊心」は、プライドのことです。
 ウィキペディアで調べたところ、「自尊心は自尊感情とも言い、自己の
存在や在り様を尊重する(大切に思う)感情のこと。日本語においてプラ
イドという場合には、自惚れ(うぬぼれ)や傲慢(ごうまん)につながる
場合もあると考えられている。」ということです。
 プライドが高いということは、俗に鼻が高いという感じですが、その感
情は、すなわち、「自分はこうなのよ!というように、自分を主張しすぎる
ことになります。
 つまり、自分が前面に出すぎて、折り合いが付けにくいということです。
 それって、相手からみると大変やりにくい感じで、嫌味な奴に見えます。
 それが積もっていくと、相手との距離感が生じ、とどのつまり、溶け込
みにくい性格になって行きます。
 「プライドは何の役にも立たない」って、友人が話していました。
 何の役にも、と言うのは言い過ぎでしょうが、かなり言い当てているな
あと感じます。
 もう一つの見方として、プライドは劣等感の裏返しなのではないかと思
うことがあります。
 何か自信がないからそれを隠そうとして見栄を張る。そんな感じがする
のは私だけでしょうか?
 本当に余裕があれば悠然と構えて、「いらっしゃ~い」と言っていれば
いいのですからね。
 それを自分の殻に閉じこもろうとするということは、やはり劣等感以外
の何者でもないでしょう。(無理やりですかね?)
 自分の劣等感を認めてあげれば、自然とたおやかな人になれるのではな
いでしょうか。

 さて、この不要なプライドを捨てるにはどうすればいいのでしょう。
 私は「ボーダーレス思考」だと思います。
 オープンマインド、ウエルカム志向です。
 「何でもいらっしゃい、私に出来ることは最大限します。」と全て受け
止める気持です。
 そうすることにより、自分のプライドはどんどん薄まり、周りとの調和
が取れてきます。

 しかし、この項を書いてみてハッとしました。
 前項の「比較」で書いた「自分は自分でいいじゃないか」という項目と、
この自尊心という項目とは対極にあるのではないかと気付きました。
 比較のところでは、オンリーワンを目指せと言っているのに、この項で
はプライドは邪魔だと言っている。
 う~~ん、両方正解ですよね。
 ここは、比較しないでおきましょう。(うっ!)

5.制御

 「制御」は、相手・物事を自分の都合の良いようにコントロール(制御)
しようとすることです。
 自分の思い通りにならないから悩むというケースは多いものです。
 考えてみれば、それは自然の摂理にかなっているわけです。
 無理があるからそうならないのであって、無理やりそうしようとしても
どこかが違うし、自分もストレスになります。
 だから、その状態・状況をそのまま受け入れるということが大切です。
 しかし、なかなか自分の考えとして受けいれられず、頭の中がモヤモヤ
状態になり、こんな考え事が2~3つもあれば、頭が爆発しそうになりま
す。
 そんな時は、一層のこと、あきらめれば良いのです。
 余談ですが、「あきらめる」について検索したところ「真実が明らかに
なれば、誤った思い(執着心)は薄れるから、「あきらめる」ことができ
るのだという解釈が一般的です。」とある人が書いていました。
 そうなんですよね。
 あきらめなければならないのです。

 悩みグセの1つとして、自分でどうにもならないことについて悩むとい
う考え方のクセがあります。
 これを脱するには、自分がコントロール(制御)出来ることか、出来な
いことかを判断すれば済むことです。
 結構、自分にはどうしようもないことで悩む人は多いようです。
 その典型的な例が、「取り越し苦労」です。
 ああなったらどうしよう、こうなったら困る、とこれから先のことを悩
んで眠れないってことありますね。
 しかし、そんなこと考えても無駄ですよね。
 そういう場合は、悩む必要は無くて、何が準備できるのか、それをどの
様にすれば出来るのかと、解決策にエネルギーを注ぐ方が賢明です。

6.まとめ

 今回は「比較」「自尊心」「制御」にまとを絞って考えました。
 では、それを総括してみましょう。
 「比較」とは、人と比べることで起こる悩みである。それを解消するに
は、自分はユニークであると考え、独自のスタイルでそれを磨き上げてい
くことで心が楽になる。
 「自尊心」は、それが強くなると自惚れや傲慢につながり、他人の意見
を受け入れなくなる。それを解消するには、ボーダーレス思考、オープン
マインド、ウエルカム志向を身につけることが大切である。そうすること
により、周囲との調和が取れて、悩みも解消する。
 「制御」は、自分の手が届かないコントロール不能事項に対して悩むこ
とである。そんなことは無用であり、自分がコントロール出来ることに対
し準備をすすめることで、随分楽になれる。
 とまあ、こんな感じですね。

7.最後に

 まだまだ悩みのポイントは多くあるでしょうが、このあたりに気をつけ
て、楽勝な毎日を過ごしてください。
 気が楽になったら、私も大変嬉しいです。

 では、また次回お会いしましょう! 

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